院内助産院、婦人科疾患治療、美容医療施術を行う札幌市東区の産婦人科

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お知らせ

第2回院内講習会報告

2020年12月12日(土)

院内講習会「人生百年自分の脚で歩くために。」
第2回エクオールについて
令和2年11月10日

卵巣の寿命である50歳を過ぎると骨密度は低下していきます。女性ホルモンが減少すると骨密度が低下します。ピルを長年服用している女性は骨密度が良好であることが多い事も分かっています。女性ホルモンが安定供給されるからです。50歳を過ぎても女性ホルモン補充療法を行うと骨密度を保つことが出来ます。骨には女性ホルモンが大切、と言う事を是非ご理解下さい。
さて今から120年前の1900年は日本女性の平均寿命は44歳。今は87.45歳、人生の長さは2倍です。令和になり60代70代で働くのは普通の事であり、80代90代現役で働くのは珍しいことではありません。元気に長生きするのに重要な女性ホルモン。しかし女性ホルモンを作る卵巣の寿命はおよそ50年。卵巣が作る女性ホルモンが足りなくなったら、私達現代女性は天然女性ホルモンを皮膚等から吸収して元気をキープ出来ます。
食べ物で何とかならないかしら、と考える方もいるでしょう。更年期には大豆食べると良いというのは本当なのか、今回の講座で大豆の女性ホルモン様の働きについて勉強しました。

大塚製薬の佐藤さんのお話しを聞きました。
大豆を食べると大腸のなかで乳酸菌が働き、大豆イソフラボンが代謝される過程でエクオールが産生されます。残念ながらすべての人が産生能力を持つわけではありません。日本女性の場合は2人に1人がエクオールを産生出来ます。その差は10歳までに形成される腸内細菌叢の違いである事が分かっています。
自分はエクオールを産生しているかどうかは尿で検査が出来ます。自分に産生能力が無い場合はサプリで供給する方法もあります。子どもの頃の食事の大切さを今更ながら教えられ、お菓子ばかり食べていた自分の子ども時代を思い出し反省しました。

ある日のテレビで中居クンが質問「引退考えた事はありますか。」66歳の歌手ユーミンは「引退を考えた事はありません。」と即答。何ともカッコ良く素敵でした。ユーミンのようにピンヒールで踊りながら歌うのは難しいかもしれないけれど、行けるところまで自分の脚で歩いて人生を楽しく過ごしたいものです。今回の学びは私達の助けになるでしょう。

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